打撃

OPS

読み方:オーピーエス / 英語:OPS / 日本語:出塁率+長打率

On-base Plus Slugging。出塁率(OBP)と長打率(SLG)の合計値で打者の総合攻撃力を評価する指標。.800以上で優秀、.900以上でMVP候補水準。パークファクター補正なしのため、より精密な評価にはwRC+が使われる。

OPS(オーピーエス)は出塁率(OBP)+長打率(SLG)で計算される打者の総合評価指標。計算が簡単で直感的に理解しやすいため、日米メディアで広く使われる現代野球の標準的な打撃指標だ。

計算式

OPS = OBP(出塁率)+ SLG(長打率)
出塁率 =(安打+四球+死球)÷(打数+四球+死球+犠飛)
長打率 = 塁打数 ÷ 打数

目安(MLB水準)

OPS評価代表的選手レベル
1.000以上歴史的エリート大谷翔平(2021年:1.066)・バリー・ボンズ全盛期
.900以上MVP候補水準一流の主力打者
.800以上優秀オールスター候補
.700〜.799平均的レギュラー選手として合格
.600〜.699平均以下打撃に課題あり
.600未満打撃は弱み守備・走塁特化型でないと苦しい

日本のMLBファン向け解説

NPBでは打率.300が「一流の目安」として語られることが多いが、MLBではOPS.800以上を保てるかが重要な基準となる。打率.280でも四球が多くOBPが.370あり、長打率が.450あれば OPS.820の優秀な打者だ。逆に打率.310でも四球が少なくOBPが低ければOPSは平凡になる。

吉田正尚(レッドソックス)はMLB移籍後も高い四球率と長打力を維持し、OPS.800前後をキープ。「NPBの高打率打者がMLBでOPSをどう維持するか」の現在進行形の好例だ。

OPSの弱点

OPSは計算が簡単な反面、以下の弱点がある。

  • パークファクター未補正:コロラド・ロッキーズの本拠地(高地で打球が飛びやすい)のOPSはそのまま比較できない
  • 出塁率と長打率を単純加算:理論的には出塁率の価値を過小評価しているとも言われる
  • 時代補正なし:打高投低時代のOPSと投高打低時代のOPSは単純比較できない

これらを補正した指標がwRC+で、現代セイバーメトリクスではより高い精度で打者を評価できる。

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よくある質問

OPSとは何ですか?

On-base Plus Slugging。出塁率(OBP)と長打率(SLG)の合計値で打者の総合攻撃力を評価する指標。.800以上で優秀、.900以上でMVP候補水準。パークファクター補正なしのため、より精密な評価にはwRC+が使われる。

OPSの読み方は?

OPSは「オーピーエス」と読みます。日本語では「出塁率+長打率」とも呼ばれます。

OPSはどのような打者を評価するために使われますか?

OPSは打撃力を客観的に測る打撃系指標のひとつで、スカウティング・年俸交渉・トレード評価など幅広い場面で使用されます。OPS・wRC+・WARなど複数の指標と組み合わせて選手を総合的に評価するのが一般的です。

日本人MLB選手のOPSはどこで確認できますか?

当サイトの「日本人選手成績」ページで大谷翔平・山本由伸・佐々木朗希ら日本人選手の主要成績を掲載しています。OPS(オーピーエス)をはじめとするセイバーメトリクス指標はMLB公式サイト(mlb.com)やBaseball Referenceでも確認できます。