投手

ERA

読み方:イーアールエー / 英語:ERA / 日本語:防御率

Earned Run Average(防御率)。投手が9イニング投げた場合に許す自責点の数。MLBでの目安は3.00以下がエース水準、4.00〜4.50がリーグ平均。守備の影響を受けるため、より精密な評価にはFIPと合わせて確認するのが標準的。

ERA(防御率)は投手が9イニングを投げた場合に何点の「自責点」を許すかを示す指標。MLBで最もよく知られる投手評価指標の一つで、日本プロ野球(NPB)でも同様に使われる。

計算式

ERA = 自責点 × 9 ÷ 投球回

「自責点(Earned Run)」とは、守備のミス(エラー)に関係なく投手の責任で取られた得点のこと。エラーによる得点は「非自責点(Unearned Run)」として防御率から除外される。

目安(MLB水準)

ERA評価代表的選手レベル
2.00未満歴史的エリートサイ・ヤング賞確実レベル
2.00〜3.00エース水準ローテーション1〜2番手
3.00〜4.00優秀ローテーション3番手として合格
4.00〜4.50平均的リーグ平均付近
4.50〜5.50平均以下ローテーション5番手・ブルペン候補
5.50以上課題ありメジャー定着が難しい水準

日本のMLBファン向け解説

NPBでは防御率2.00台前半がエース水準として語られるが、MLBの平均的な防御率は例年4.00〜4.50付近となる。NPBと比べてMLBの防御率が全体的に高いのは、球場が広い・打者の質が高い・試合数が多い(162試合)などの要因がある。

山本由伸(ドジャース)はNPBで防御率1点台を連発したが、MLBでは3〜4点台でも「優秀なエース」と評価される。今永昇太(カブス)の防御率も、MLBの平均と比較することで実力の高さが分かりやすくなる。

ERAの弱点とFIPとの比較

ERAには守備の影響が含まれる(エラーは除くが、フィールド内打球の処理精度は反映されない)ため、投手本来の実力を完全には反映しない場合がある。守備が良いチームに所属する投手はERAが不当に低く、守備が悪いチームの投手はERAが不当に高くなりやすい。

この弱点を解決するために作られたのがFIP(守備無関係防御率)で、三振・四球・本塁打だけを使って計算するため、守備の影響を排除した投手本来の実力が見える。「ERAよりFIPが大幅に低い投手」は運が悪く守備に足を引っ張られている可能性があり、将来的にERAが下がる期待が持てる。

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よくある質問

ERAとは何ですか?

Earned Run Average(防御率)。投手が9イニング投げた場合に許す自責点の数。MLBでの目安は3.00以下がエース水準、4.00〜4.50がリーグ平均。守備の影響を受けるため、より精密な評価にはFIPと合わせて確認するのが標準的。

ERAの読み方は?

ERAは「イーアールエー」と読みます。日本語では「防御率」とも呼ばれます。

ERAはどのような投手を評価するために使われますか?

ERAは投球パフォーマンスを客観的に測る投手系指標のひとつで、先発・救援の評価や球団の補強判断に使用されます。ERA・FIP・WHIPなど複数の指標と組み合わせることで、運の影響を除いた本来の投球力が把握できます。

日本人MLB選手のERAはどこで確認できますか?

当サイトの「日本人選手成績」ページで大谷翔平・山本由伸・佐々木朗希ら日本人選手の主要成績を掲載しています。ERA(イーアールエー)をはじめとするセイバーメトリクス指標はMLB公式サイト(mlb.com)やBaseball Referenceでも確認できます。