投手

FIP

読み方:エフアイピー / 英語:FIP / 日本語:守備無関係防御率

Fielding Independent Pitching。三振・四球・被本塁打のみで計算する防御率。守備の影響を排除し投手本来の実力を示す。ERAよりも投手本人の貢献度を正確に反映。3.00以下がエース水準。ERA・xFIPと合わせて確認するのが標準的。

FIP(エフアイピー)は投手がコントロールできる要素——三振・四球(死球含む)・被本塁打——だけを使って計算する防御率の代替指標。フィールド内打球(シングル・二塁打など)は守備の質に左右されるため除外しており、投手本人の実力をより純粋に評価できる。

計算式

FIP =(13×被本塁打 + 3×(与四球+与死球)− 2×奪三振)÷ 投球回 + 定数
定数はその年のMLBリーグ平均ERAに合わせて調整される(通常3.1〜3.2程度)。スケールはERAとほぼ同じなので、ERAと同じ目安で読める。

目安

FIP評価
2.50未満歴史的エリート
2.50〜3.00エース水準
3.00〜4.00優秀な先発投手
4.00〜4.50平均的
4.50以上課題あり

ERAとFIPの乖離の見方

  • ERA > FIP(ERAが高い):守備に足を引っ張られているか運が悪い可能性。将来的にERAが改善する期待が持てる
  • ERA < FIP(ERAが低い):守備や運に助けられている可能性。将来的にERAが悪化するリスクがある
  • ERA ≈ FIP:投手が実力通りの結果を出している

ERA・FIP・xFIPの三者を比較することで投手の実力と運の割合が見えてくる。山本由伸(ドジャース)はFIPもERAと同水準で安定しており、「実力通りのERA」を示す典型例だ。

同カテゴリの指標(投手)

よくある質問

FIPとは何ですか?

Fielding Independent Pitching。三振・四球・被本塁打のみで計算する防御率。守備の影響を排除し投手本来の実力を示す。ERAよりも投手本人の貢献度を正確に反映。3.00以下がエース水準。ERA・xFIPと合わせて確認するのが標準的。

FIPの読み方は?

FIPは「エフアイピー」と読みます。日本語では「守備無関係防御率」とも呼ばれます。

FIPはどのような投手を評価するために使われますか?

FIPは投球パフォーマンスを客観的に測る投手系指標のひとつで、先発・救援の評価や球団の補強判断に使用されます。ERA・FIP・WHIPなど複数の指標と組み合わせることで、運の影響を除いた本来の投球力が把握できます。

日本人MLB選手のFIPはどこで確認できますか?

当サイトの「日本人選手成績」ページで大谷翔平・山本由伸・佐々木朗希ら日本人選手の主要成績を掲載しています。FIP(エフアイピー)をはじめとするセイバーメトリクス指標はMLB公式サイト(mlb.com)やBaseball Referenceでも確認できます。